2024/10/08
こんにちは。
心斎橋ともえ整骨院の武津です。
当院には腰痛でお悩みの方もたくさんご来院されています。
腰痛にもさまざまな原因がありますが、その大半(約85%)が原因不明(非特異性腰痛)と言われています。
残りの15%は「特異性腰痛」と呼ばれる、レントゲンやMRIなどの画像検査で原因が特定できる腰痛です。(参照:厚生労働省「腰痛対策」PDF)
今日は特異性腰痛の中でも代表的な「腰椎椎間板ヘルニア」についてお話ししていきます。
今日は特異性腰痛の中でも代表的な「腰椎椎間板ヘルニア」についてお話ししていきます。
腰椎椎間板ヘルニアについて
①腰椎椎間板ヘルニアとは
②腰椎椎間板ヘルニアの症状
③腰椎椎間板ヘルニアの治療法
④当院での対応
これら4つの項目について、それぞれお話していきます。
②腰椎椎間板ヘルニアの症状
③腰椎椎間板ヘルニアの治療法
④当院での対応
これら4つの項目について、それぞれお話していきます。
①腰椎椎間板ヘルニアとは
椎間板(ついかんばん)ヘルニアとは、 背骨の骨と骨の間にある軟骨「椎間板」の一部(髄核)が飛び出している状態のことです。
背骨のなかでも腰椎部分のヘルニアのことを「 腰椎椎間板ヘルニア」と呼びます。
背骨のなかでも腰椎部分のヘルニアのことを「
飛び出している髄核が周りの神経を圧迫すると、 さまざまな症状が現れます。
また、画像検査でヘルニアがあっても症状がない「無症候性ヘルニア」の方も多いそうです。
また、画像検査でヘルニアがあっても症状がない「無症候性ヘルニア」の方も多いそうです。
腰椎椎間板ヘルニアの主な原因としては
・中腰や前屈み姿勢での作業
・重い物を運ぶ作業
・長時間同じ姿勢での作業
・体重増加
・加齢
などが挙げられます。
②腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアの主な症状は、腰、お尻、脚、 の痺れや痛みです。
症状が進むと
「足に力が入らない」
「つまずきやすくなる」
などの運動障害や、残尿感や便が出にくいなどの症状(膀胱直腸障害) が出ることもあります。
痛みやしびれ感は前屈みで強くなることが特徴で、 症状が強い人は、椅子に座ることも難しくなることがあります。
③腰椎椎間板ヘルニアの治療法
腰椎椎間板ヘルニアの治療は
・安静療養
・鎮痛薬などの薬物治療
・温めなどの理学療法
などの「保存療法」が原則です。
当院が行っているような「手技」も保存療法に含まれます。
当院が行っているような「手技」も保存療法に含まれます。
保存療法によって、症状が軽減したり、現れなくなることも多いです。
しかし
・運動障害が顕著な場合
・尿や便が出にくい場合
などには手術が選択されます。
手術は手術用顕微鏡や内視鏡を用いて、 飛び出したヘルニアを摘出し、神経への圧迫を取り除きます。
④当院での対応
心斎橋ともえ整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアそのもの( 椎間板が飛び出している状態)は改善できませんが、腰椎椎間板ヘルニアに伴う症状の軽減を図る施術は行っております。
まずは、お悩みと腰椎椎間板ヘルニアの因果関係を確認します。
腰椎椎間板ヘルニアがあっても、 必ずしもお悩みの症状の原因になっているとは限らないからです。
筋肉・ 筋膜に由来した腰痛や坐骨神経痛でも似たような症状が表れる場合 もあります。
腰椎椎間板ヘルニアの方に対する施術は、 直接腰椎周りは触りません。
脚やお尻、お腹などにアプローチし、 筋肉バランスを整えることで、身体の歪みを整えます。
そうすることで、腰椎やその周辺の筋肉へのストレス軽減を図り、 痛みや痺れなどの症状の緩和を目指します。
さいごに
今回は腰椎椎間板ヘルニアのお話でしたが、最初にお話ししたように腰痛があっても画像検査で原因がわからないことも多いです。
その場合は、骨格の歪みや身体のバランスの崩れ、生活習慣などによって腰まわりの筋肉に負担がかかっていると考えられます。
そのような腰痛(非特異性腰痛)については、また改めてお話しするつもりです。
心斎橋ともえ整骨院では、筋膜などにアプローチするソフトな施術で、腰にかかるストレスの軽減を図ります。
その場合は、骨格の歪みや身体のバランスの崩れ、生活習慣などによって腰まわりの筋肉に負担がかかっていると考えられます。
そのような腰痛(非特異性腰痛)については、また改めてお話しするつもりです。
心斎橋ともえ整骨院では、筋膜などにアプローチするソフトな施術で、腰にかかるストレスの軽減を図ります。