2025/01/19
こんにちは、心斎橋ともえ整骨院の武津です。
当院ではスポーツをされている方のサポートをさせて頂いておりま す。
プロのアスリートをはじめ、趣味でスポーツをされている社会人の方や、部活をされている学生さんまでたくさんの方がご来院されています。
プロのアスリートをはじめ、趣味でスポーツをされている社会人の方や、部活をされている学生さんまでたくさんの方がご来院されています。
今日は部活などでスポーツをされている子どもさんに多い「オスグッ ド」について、詳しくお話ししたいと思います。
オスグッドについて
①オスグットとは
②オスグットの原因
③オスグットのセルフケア
④当院の対応について
②オスグットの原因
③オスグットのセルフケア
④当院の対応について
①オスグッドとは
オスグッド(正式名称:オスグッド・シュラッター病)は、 スポーツをされている男の子に多く見られる膝の病気です。
膝のお皿の下にある骨(脛骨粗面)が盛り上がり、 痛みや腫れ、場合によっては軟骨が一部剥がれるなどの症状が生じます。
こちらのサイトに詳しい画像が掲載されておりますので、ご参照ください。
(社会医療法人 若弘会|膝のスポーツ障害)
また、似た症状に「ジャンパー膝」という病気がありますが、 こちらはオスグッドと違って膝のお皿(膝蓋骨) に痛みが生じます。
(社会医療法人 若弘会|膝のスポーツ障害)
また、似た症状に「ジャンパー膝」という病気がありますが、
ジャンパー膝についてはまた別の機会にお話ししたいです。
②オスグッドの原因
オスグッドの原因としては複合的な要因が考えられます。
まず、成長期で骨が成長するのに筋肉の成長が追いつかず、 大腿四頭筋が過緊張します。
そうすることで、 大腿四頭筋に繋がる膝蓋腱が付着する脛骨粗面が牽引されるのです 。
また脛骨粗面を含め、子どもの骨には成長骨端線という骨が成長する部分があり、その部分は柔らかい軟骨なので損傷しやすくなっているのも要因です。
また脛骨粗面を含め、子どもの骨には成長骨端線という骨が成長する部分があり、その部分は柔らかい軟骨なので損傷しやすくなっているのも要因です。
そしてその状態で
・サッカー
・陸上
・バスケットボール
・バレーボール
など、ジャンプやダッシュが多いスポーツを行うことで、 大腿四頭筋に過度の負担がかかり、 脛骨粗面にかかるストレスが増大します。
つまり成長期における要因があるなかで、 スポーツに由来するストレスが合わさって、 オスグッドを引き起こしていると考えられています。
③オスグッドのセルフケア
オスグッドはセルフケアによって症状の低減や再発予防をすることができます。
まずは安静にすることが大切です。
炎症が治まるまでスポーツを休むなどして、患部への刺激を減らしましょう。
そして、 腫れや痛みがある場合はアイシングを行うことで症状を軽減できま す。
ストレッチも効果的です。
大腿四頭筋のストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげて患部のストレスを減らします。
大腿四頭筋のストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげて患部のストレスを減らします。
また、大殿筋などお尻の筋肉をストレッチしたり足首を柔軟にすることも、膝の負担を減らす意味で効果的です。
スポーツを行う際は、サポーターやテーピングを巻くことで患部の負担を減らすことができます。
そして、必ずしっかりとウォーミングアップを行い、 筋肉を柔らかくしてから始めることが大切です。
④当院での対応について
心斎橋ともえ整骨院では、 オスグッドでお悩みの方のケアを行っております。
マイクロカレント(微弱電流)やハイボルテージ(低周波の一種) などを併用する場合もありますが、 基本的には手技による施術です。
当院の施術について詳細は下記のリンクよりご覧ください。
(心斎橋ともえ整骨院|当院の施術について)
当院の施術について詳細は下記のリンクよりご覧ください。
(心斎橋ともえ整骨院|当院の施術について)
まずは直接患部にストレスを与えている大腿四頭筋の柔軟性を回復 させ、併せて
・ハムストリングス
・殿筋群
・足首に繋がる筋肉(前脛骨筋など)
・腹筋群
・腸腰筋
などの伸縮性を整えることで、
股関節や足首の動きを向上させます。
そうすることで、膝や大腿四頭筋にかかる負担を減らし、患部である脛骨粗面のストレス低減を図ります。
さいごに
オスグッドは悪化して炎症がひどくなると、 治るまでに時間がかかる場合もあります。
まれに大人になっても痛みが残存するといった後遺症でお悩みの方 もおられます。
お子さまが膝の下に痛みや腫れを訴えておられている場合は、 一度当院までご相談ください。